児童労働とか。

 先日、TVで外国での児童労働問題が取り上げられていた。何故子供までもが働かなければならないのかと言えば、子供も働かないと生活出来ないからだ。
 そして、それは改善可能なのかと問われれば、不可能であるように思う。
 何故かといえば、それは、現在の経済システムを採用しつづける以上、必然の結果だからだ。
 まず、日本国内を見ると、正社員がいて、契約社員がいて、更にアルバイト・パートがおり、スーパーマーケットにせよ自動車会社にせよ、必ずそういう非正社員がいる。
 現在のシステムで真っ先に考えられることが、『より安く物を作る(売る)にはどうしたらいいか?』ということ。その為に非正社員を使ったり、物価水準の低い国で商品製造すればいい、ということになる。その一番最後にいるのが、貧困国の子供達なのではないだろうか。
 児童労働に対する解決策として、『子供達の作った商品は買わない』ということを言う人がいるが、それは単に子供達から仕事と必要な生活費を奪うだけの結果になる。子供達に仕事を辞めさせるためには、親にその分の収入が上乗せされるシステムを構築しなければならない。

 ところで、現在の日本はデフレスパイラルにあるけれど、安い物を買うこと自体は“悪”ではないように思う。給料が良かったり、公務員・教員・医師のように、安定した生活を送っている人達がお金を溜め込まずに使えば良いのだ。安い物でも沢山消費される、ということは、それだけお金が回る、ということになる。
 しかし、景況感が悪化すると、失業の恐れが無いにも関わらず、公務員の人達まで財布の紐が堅くなる、という研究発表がなされているから困りもの。私の友人で公務員をやっている人もしっかり溜め込んでいます(^^;
 民間企業では、会社の売上が悪いと従業員が自腹を切らされる、ということはよくある。あのトヨタですら、本年初頭に、部長級の社員達が自ら、任意でトヨタ車を購入するよう決定した位だ。
 ところで、これはよく言われることだけど、『トヨタの工場でクラウンを作っている派遣労働者は自分でクラウンを買うことが出来ない』、というもの。クラウンは400万円とかするけど、派遣労働者の月収は多くて30万円。

 さて、貧困国では子供までもが働かなければならないのに対して、日本をはじめとする先進国では『ニート』や『引き篭り』が問題となっている。
 そこでふと思ったのだけど、そういう無業者がコンビニとかで、月3~4万円とかでも稼いで消費に回れば、その分経済活性に寄与するのではないかと思う。
 因みに今、『ニート』と『引き篭り』を一緒くたにしたけれど、実はこの2つの言葉は意味が異なる。
 『ニート』は就労意欲や学習意欲が無い人のことだけど、『引き篭り』は他者と上手くコミュニケーションが取れないとか、対人恐怖症とかで外に出られない人のことを指す。なので、『引き篭り』の人の中には就労意欲を持つ人もおり、内職とかポスティングの仕事を紹介すると引き受ける人が多かったりする。反対に、今挙げた仕事を『ニート』に紹介しても、引き受けて貰える可能性は低い。

地球温暖化PageTop10分で6億円。

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子供の幸せのために

あげたこさんのブログから来ました。
コメント欄ではよくお名前を拝見していました。
よろしくお願いします~。

ブログの内容から、目的意識がとても高いことが伺えます。
私も見習わなくては…。

子供のうちに労働に大半の時間を割かれてしまうのは、とても悲しいことです。
しかし、各国事情があるので、日本という恵まれた国にいる私が簡単に断ずることが出来ないのも事実です。

とりあえず、私はチャイルドスポンサーって制度に参加してみました。
お金を出せば解決、ではないのですが…。

お目汚し、失礼しました。

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