政党ビラ配布の有罪確定へ

 共産党のビラを配布した人達が逮捕され、控訴審で有罪判決になった。そして今回の裁判で上告が棄却されたことで控訴審の有罪判決が確定することになる。
 事案の概要は、『公報以外のチラシ・ビラ配布禁止』と書かれているにも拘わらず、被告人らは共産党のビラを配布するために、マンションの各戸の郵便受けのある玄関ホールを通り抜け、各戸のドアポストへビラを投函したというもの。
 今回の判決では、公報以外のビラ配布を禁じていることと、玄関ホールにある郵便受けではなく、ドアポストへ投函するためにわざわざ内部まで入っていったことを問題視した。
 前者は兎も角、後者は判決の言う通り、『法益侵害が軽微だったとは言えない』と言われれば、そんな気がしないでもない。ただ、侵入したのが犯罪目的ではない、ということはきちんと認識しておかなければならない。
 これは自衛隊のイラク派遣反対のビラ配布が違法、とされた時にも出た例だけど、これがピンクチラシやピザ屋のチラシだったらどうだったのだろう?やはり住人は、警察を呼び、警察は逮捕・送検し、検察は起訴したのだろうか?何となく、ピンクチラシは起訴されそうな気はするけど・・・。
 ところで、今回のビラが共産党のものだったという点も、注目点なのではないだろうか?まず、共産党のビラ、ということで関心が低いような気がする。そして、もしこれが自民党や民主党のビラだったらどうだったのだろう、という疑問がある。
 今回はマンション内へ殊更侵入した点を違法、としたけれど、これは一戸建ての家にも当て嵌まることで、郵便受けが公道に面していなければ、必然的に敷地へ侵入することになる。門から玄関まで距離があるとか、或いは、門には鉄柵があり、玄関にはフードがあって、ポスト迄2回、柵などを開けなければならない家もあり、そうなると、もしそういう家へのビラ配布で逮捕された場合、今回の判決の趣旨が及ぶ可能性は十分にある。
 以上の意味で、今回最高裁が控訴審の有罪判決を支持したのは誤りであったように思う。
 それと、私は共産党支持者ではありません。

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